ともに生きる社会 H24.4.15号
交野市立第四中学校 二年 竹内 悠貴
僕は、人権を守ることとは思いやることや助け合うことだと思います。
僕の両親は、よく駐車場で「車イスマークのところは、ハンディキャップがある人のための場所だから、そうでない人が停めてはだめだ」と言います。
母は、以前病院で車イスの人を見かけたそうです。左手も不自由なようで、右手一本だけで車イスを動かして駐車場に向かっているようでした。母が「良かったら押しましょうか」と声をかけると「お願いします」と言われたので押してあげたそうです。
駐車場の入口付近に着くと、申し訳なさそうに「少し遠いんですが」と言われ、てっきり車イスマークのところだと思っていた母は、かなり離れた場所に驚いたそうです。「停めてはいけない人が停めていたら、本当に必要としている人が困るんだよ」と話してくれました。
父からは、アメリカにはハンディキャップをもっている人のための駐車場に、そうでない人が停めていると罰金を取る制度があって、いつでも空いていると聞きました。
僕は、日本にも同じような制度があれば困る人が減るのにと思いました。
だけど、みんなが少しずつ思いやり助け合えば、そんな制度を作る必要もありません。僕は、みんなが不便なく暮らせる社会になってほしいです。そんな社会がみんなを幸せにすると思います。