健康相談:便秘
たかが便秘、されど便秘。続くと全身に色々な症状が出てきます。消化機能の低下、血圧が下がりにくい、湿疹が治りにくい、イライラ感がつのる、肩や首のこり…。数え上げるときりがありません。
では、どうすればいいのでしょうか?食物繊維の多い根菜類やきのこ類をしっかり食べること(便を作る力)と、腸内細菌の働きを活発にして(便を育てる力)、腸の働きをよくすること(便を出す力)です。
そこで薬については、
①加齢とともに腸の働きが悪く、コロコロ便になりやすいタイプの人は麻子仁丸(ましにがん)、潤腸湯(じゅんちょうとう)です。
②のぼせが強く、血圧も上りやすいタイプの人には三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)がいいでしょう。
③そのほか桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、桃核承気湯(とうがくじょうきとう)、八味丸(はちみがん)など、症状に合った漢方薬が色々あります。
便通は健康の第一歩です。どうぞご相談ください。
漢方薬 処方箋調剤 カジタ薬局
薬剤師 梶田 幸子
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