シリーズ人権を考えよう:人種差別に立ちむかった アフリカの父 「ネルソン・マンデラ」
交野市立郡津小学校6年 新井 愛理さん
黒人差別に立ちむかった人の事を知っていますか。私は、この本を読んで「差別」という二文字の言葉の重みを改めて知りました。
一番心に残ったのは、非暴力で白人に立ちむかった事です。ネルソン・マンデラさんは収容所に居ても、平和的な考えで白人の刑務官とも少しずつ仲良くなっていき、前向きな考えを常に持っていました。そしてその小さな積み重ねから、寒い日でも差別によって半ズボンをはかなければならなかったのが、彼の活動によって長ズボンをはけるようになりました。また、仲良くなった刑務官が彼に本を与えて、勉強ができる環境にまでなりました。そして彼は、長い年月をへて釈放されました。
私は、彼の努力が本当にすごいと思います。彼はくじける事なく差別をなくす行動をしてきたからです。私だったら彼みたいにずっとがまんはできないかもしれません。彼は人種差別と戦い、だれもが不可能と思える事を成し遂げた人です。私もネルソン・マンデラさんのように、不可能だと思える事を成し遂げてみたいと思います。また私は差別を受けたと感じた事がないし、身近ではないので差別について耳をかたむけなかったけど、今もこの世界で人種差別が起きている事実を知って身近な事だと感じなければいけないと思いました。
ネルソン・マンデラさんの伝記を読んで私も、彼のようにどんな時でも、前向きな気持ちを持って、何が起きても平和的な考えで解決していきたいです。だれもが、楽しく、自由に、差別なく幸せにくらせる世界を作っていけたらいいなと思います。
※この作文は小学5年時に書いたものです。