シリーズ人権を考えよう:『アカシア書店営業中!』

交野市立長宝寺小学校 6年生 橋本 明璃さん(あかり)さん

 わたしは『アカシア書店営業中!』という本を読みました。この本を選んだのは、書店はいつでも営業しているのに、タイトルのアカシア書店営業中!の営業中という言葉が興味深かったからです。
この本は、子どもの大地、とも也、真衣、ことねが主人公です。大地のお父さんは、フリーライターで、毎日家で仕事をしていてとてもやさしい人です。真衣のお母さんは児童書コーナーの危機でとても大変な経験をします。
わたしがこの本を読んで一番心に残ったところは、大地のおじいちゃんが大地に、「アカシア書店は、いずれ、大地にゆずることにする」と言ったところです。なぜなら、もしもわたしが大地と同じような立場だったらと考えると、おじいちゃんに認めてもらえて、ありがとうという気持ちになるだろうと思うからです。
わたしはこの本から、友達が一人でもこまっていたら、放っておくのではなく、みんなで助けてあげることを学びました。友達がなやんでいたり悲しんでいたりしている時は、相談にのってあげたり、はげましてあげたり、みんなで力を合わせて助け合ったりすることがとても大切だと思います。それはすてきなことだと思います。
もう一つこの本から、大切なことを学びました。それは、自分に関係ある人や自分の家族、自分のきらいな人がこまっていても助けることです。その理由は、今はきらいでも、もとは自分にとって大切な人なので助ける努力をして、その結果仲よくなり、またおたがいに助けあえることが大事だと思うからです。

※この作文は小学5年時に書いたものです。

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