花火、夜空一面に。枚方に笑顔を!ライトアップフェスティバル
「枚方に花火を復活させたい!」そんな若者たちの熱い願いがつながり、広がっています。一般社団法人ライトアップOSAKA(井關拓史代表)が中心となり、9月1日、淀川河川公園枚方地区で「ライトアップフェスティバル〜ひろがり〜」が開催され、フィナーレには1200発もの大輪の花火が打ち上げられました。かつて枚方で行われていた「くらわんか花火大会」は、大規模で長く親しまれてきましたが、様々な問題で2003年に終了。しかし、枚方の夏の風物詩として惜しまれ、復活を望む声がありました。
その願いに応えたいと、100人を超えるボランティアメンバーが同法人代表の井關さんを中心に集まりました。「昔枚方で見た花火に感動、大切な思い出として後世に残したい」と、皆が強い想いで奔走。費用面、安全面、そして地域の人々に賛同してもらうことなど課題を乗り越え、数年前から花火の打ち上げを復活させ、枚方の人々に素敵な笑顔と、大切な思い出の景色をもたらしました。
今年はさらに感動の輪をつなげたいと「枚方がひろがる」がテーマに。午後から始まったフェスティバルには枚方に縁のある活動団体や企業が30ブースの「子ども縁日」を出店。子どもたちは様々なゲームや体験に大喜び!そのほかキッチンカーやエア遊具なども。さらに同時開催の水都音楽祭には地元アーティストらが出演し、熱いライブもと、来場者は一日、企業と地域の人々が一つになる催しを満喫しました。
日が暮れる頃にはさらに多くの人が集まり、花火が始まると歓声が上がりました。そして次々と大きく広がる花火に、たくさんの笑顔があふれました。
枚方の夏を彩る花火が、また来年も再来年も、100年後も続いてほしい。未来の子どもたちにこの場所でこの景色を残したい。人々の熱い想いと輪が、これからも広がり続けます。