枚方市村野の踏切で転倒女性救出 支援学校生がお手柄! 大阪府警枚方署から感謝状
枚方市村野の踏切で転倒女性救出
支援学校生がお手柄!
大阪府警枚方署から感謝状
大阪府警枚方署から感謝状若者たちの素晴らしいお手柄がありました。枚方市内の踏切内で転倒した女性(84歳)を、電車が迫る中、府立むらの高等支援学校2年生の
酒井保明さんと汐川空羽人さん(共に16歳)が救助。6月17日、枚方警察署から感謝状が贈られました。
5月17日の午後4時過ぎ、京阪交野線村野駅近くの踏切で手押し車がひっかかり、女性が転倒。同時に電車の接近を知らせる警報音が鳴り出し、下校中だった二人はこの様子を目撃し「危ない、助けなければ!!」との一心で、遮断機が下り始める中、駆け寄り、女性をかついで踏切の外へと運び出しました。
電車はほかの通行人が非常ボタンを押して片方の電車は村野駅で停車、交野市駅方面からは電車がわずか50メートル手前に迫った状態でした。彼らの勇敢な行動がなければ重大な事故になったかもしれません。
「体が先に動き、怖さはなかった」と心強く、優しい二人。それでもその時は頭は真っ白になり、女性がけがをすることなく無事で、自分たちも助かって安堵したと言い、酒井さんは「今後も自分の周囲に困っている人がいたら、助けられるよう頑張りたい」、汐川さんは「勇気をもって行動したことで人を助けることができた」と話しました。
この日、女性も同署を訪れ、救出されて以来初めて二人と再会し、直接感謝の言葉を伝えました。「本当に心がきれいな子たち」と感激の言葉も。彼らの行動に心からの拍手を送ります!