初優勝 大阪府大会「友情つないで快走、勝利へ」

初優勝 大阪府大会
「友情つないで快走、勝利へ」
駅伝ジュニア(中学生)男子 枚方市代表チーム

 2月10日に服部緑地で開催された第68回大阪府市町村対抗駅伝競走大会ジュニア(中学生)男子で枚方市代表チームが見事、優勝しました。同チームは市内各中学校から選抜され、枚方市ジュニア男子の過去の最高順位は2位で、初優勝の快挙となりました。
選抜メンバーは全員3年生(4月から高校生)で、進学に忙しい時期にも関わらず大会に挑みました。6区中1・2・4・5区で区間賞を獲得し、最初から最後まで首位を守りタスキをつなぎ、圧倒的な強さで勝利しました。

樋口賢一監督(長尾西中学校)が「自分が帰宅途中に、道を走って練習する彼らの姿を見かけた」と話すように、日々熱心に走り込み、中には月間600キロも走るメンバーも。練習は厳しくても、彼らの走る意志を支えるのは「自分を応援し、見守ってくれる家族や友達」。そして3年の卒業間近まで走り続けたことが、今回の結果へとつながりました。
個々の練習の成果だけでなく、普段は一人で走る彼らが駅伝で共に走ったことも大きな力になりました。1年生の頃から大会などで互いに顔を合わせることもあり、学校を越えた結束力が。「このチームで走れて良かった、嬉しかった」と。ムードメーカーの選手を中心に楽しみ、高め合い、助け合い、絆を深めました。
メンバーらは進学しそれぞれの道へと進みます。時にはライバルとして対峙する場面があるかもしれません。しかし一緒に走った仲間、いつかまた集まり、走る姿を見たいものです。

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