こどもの心理を知ろう:望念会

忘年会シーズン到来!忘年会の定義とは、「今年1年の苦労を忘れるために開かれる宴会」とされています。そんな忘年会に、私も毎年幾つか参加しますが、翌朝は決まって二日酔い。「また、やってしまった…」と後悔し、それこそ1年間の苦労を忘れるばかりか昨日の忘年会の記憶さえ忘れてしまっている始末です。
そこで、私得意の「言葉の変換術」。忘年会を「望念会」と変換しました。つまり、来年の希「望」、「念」願を語る「会」にしようと。そうすると場の雰囲気は良くなり、アルコールが入るので、希望を語るボルテージも高まります。酒量も増えますが、不思議なことに二日酔いもなく爽快な朝を迎えられます。
世のお母さん方にとって年末は超多忙です。大掃除、買い物、おせち料理の準備など…。なのに子どもは手伝わずゲーム三昧、お父さんはごろ寝かパチンコ。大晦日の夕食時には、お母さんはご機嫌斜め。家族の雰囲気も悪くなります。
そこで「望念会」を開くのです!家族一人ひとりの来年の希望を聞きます。おそらく笑顔満面の楽しい夕食になると思います。
「終わりよければすべてよし」の楽しい年末をお過ごしください。

「関西カウンセラーズ研究会」を主宰し、勉強会を開催しています。
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元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

こころの教育Q&A 子どもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会

心理分析室 深田昭一(上級教育カウンセラー)

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