シリーズ人権を考えよう:世界を変えた少女マララ
交野市立郡津小5年 谷 駿之介(しゅんのすけ)
ぼくはこの夏、「マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女」という本を読み、日本とは全然ちがう国の話に興味がわいてどんどん読み進みました。
マララさんはぼくと同年代のパキスタン生まれの少女です。パキスタンはイスラム教の教えで、女の人の教育に反対をする人が多い国でした。マララさんが10歳の時にタリバンが来て、女の人が学校に行くことはイスラム教の教えに背いていると言って、女子が学校に行くのを禁止しました。けれどもマララさんは学校に行き、ブログで狙われないよう別名でタリバンに反対をしました。しかし、タリバンに反対していたことがばれてしまいました。そしてある日、学校からの帰り、スクールバスに乗っている時にタリバンに頭をうたれましたが、イギリスの病院に運ばれ奇跡的に助かりました。そしてマララさんは、世界中の子どもが教育を受けられるよう取り組みをして2014年にノーベル平和賞を受賞しました。
ぼくは、世の中には、テロにあったり、出かけたら帰って来られないかもしれないような国があったりするということが信じられませんでした。日本はそんなことはなく平和な国で、男女関係なく学校に行くのが当たり前で勉強もいやになることもあるぐらいです。けれどもそれが当たり前ではない国もあるということを改めて知りました。
マララさんは死ぬかもしれないというのに、タリバンはまちがっていると言って立ち向かう勇気がすごいと思いました。ぼくはこのことについて何かできないかと考え、すぐにできることは思いつかなかったけれども、この世の中で起きている色々な問題を知ることが、今ぼくがするべきことだと思いました。