こどもの心理を知ろう:6秒間
子育て中に、誰もが経験するのが「イライラストレス」です。片付けをしない。叱れば逆らうなどですね。それでは子どもを叱ることによってストレスは解消されるでしょうか?解消されないですね。叱られた子どももイライラし、親はもっとイライラして、「マイナスのスパイラル」に陥ってしまい、親も子どももストレスがたまります。
例えば子どもがソファーの上で飛び跳ねています。親は、見た瞬間に叱るでしょうか?それともしばらく時間をおいて叱るでしょうか?当然、すぐさま叱りますよね。心理学では叱ってすぐの6秒間は理性的な判断ができないと言われています。これが「6秒ルールの法則」です。説教も長くなります。
それではどうすればいいのか?瞬間的に叱るのではなく、最低でも6秒間、叱らずにその場を離れるのです。そうすれば怒りは鎮火します。 野球界で有名な王貞治さんは、温厚そうに見えてとても短気だそうです。その王さんがスランプで、記者から、きつい質問を浴びた時、すぐに答えず、グラウンドを一周してから、穏やかに質問に答えたそうです。
イラッと来たら6秒間待つ。席を外す。一度試してください。
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元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。
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