枚方からJリーガー誕生 仙頭啓矢(せんとうけいや)選手 京都サンガへ
枚方・渚西中学出身 全国高校選手権 得点王
「将来の夢は、世界に通用するサッカー選手」。枚方の小学校の校庭で毎日、夢中でボールを蹴っていた少年が、夢見たJリーガーに!!
枚方市立渚西中学校から京都橘高校に進学し、3年時には、第91回全国高校サッカー選手権大会で、同校を準優勝に導き、得点王・優秀選手に輝いた仙頭啓矢さん(現・東洋大4年・21歳)がJリーグ、京都サンガFCに入団決定。9月13日、母校の京都橘高校で、入団発表会を行いました。
ボールテクニックに優れ、得点能力も高い攻撃的MF。繊細なボールタッチを武器にアシスト力にも優れる仙頭さんは、小学1年の時、枚方のサッカーチーム・FCジョカーレでサッカーを始め、ガンバ大阪門真ジュニア、FCグリーンウェーブUー15を経て、京都橘高校へと。
そして、その時に学んだものは、「サッカーだけでは、一流になれない」ということでした。周りとのバランス、ものの考え方、行動の仕方。「人間としての成長」を主眼に置いた指導を受け続けた高校時代。自分を成長させてくれた京都で、タイトル獲得に貢献し、恩返ししたいとサンガ入団を決めました。
そんな仙頭さんは、自分のサッカーが始まった枚方に感謝し、「プロになったことだけではなく、地元の子どもたちや人々に夢を与えられるように、もっと自分を磨き、人間的に成長していきたい」と話します。
喜び、挫折、苦しみ、試練、友。すべてが、糧となった。そして、支えてくれた人々への感謝を忘れず、将来の目標は、日本を背負う選手にと。
未来は夢から生まれ、子どもの頃の夢はもっと大きく、目指す頂きは、はるか高みに。まっすぐに努力する若者に、応援と拍手を送りたい。