呼吸器内科の紹介 H21.4月1日
普通の風邪は近くの医院(クリニック・診療所)での受診をお勧めします。
しかし、咳や痰などの風邪のような、症状が2週間以上長引く時②風邪を何度も繰り返す時③痰に血が混じる時④息が切れる時⑤胸部レントゲン写真で異常な陰影が分かった時などは肺がんや結核やぜん息、そのほかの特殊な肺の病気の可能性が高くなるので、病院の呼吸器内科(主に気管支と肺の病気を診断)の受診が望ましくなりま
す。その場合、かかりつけ医院に紹介状を書いてもらうと出されている薬が分かるので、理想的です。
②の何度も、風邪を繰り返す方も、喘息の可能性がありますので、呼吸器内科の受診をおすすめします。
血痰が出れば、肺がんか、そのほかの病気なのかを区別することが重要ですし、④の、息切れで困る時は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器の病気か心臓病のどちらかであることが大半です。
⑤、胸部レントゲン写真で異常陰影が分かった場合は、レントゲン写真を撮った医院や検診機関が呼吸器内科を受診するように指示をするはずです。
精密検査にCTが必須ですが、当院ではCTは予約がなくても初診の当日に実施可能ですし、結果もその日のうちに説明する方針です。
そのほかにも呼吸器内科の病気はたくさんありますが、診断については当院の呼吸器内科で大半が可能です。
枚方公済病院 田中 満 診療部長
枚方市藤阪東町1-2-1 TEL 072(858)8233
http://www.kkr-hirakoh.org
田中満先生プロフィール
日本外科学会専門医・日本消化器外科学会認定医
【診療科目】
内科・小児科・外科・皮膚科・整形外科・消化器科・循環器科・リハビリ科・放射線科・眼科・婦人科・歯科・口腔外科・呼吸器科・リウマチ科・神経内科・小児外科・肛門科・耳鼻咽喉科