坐骨神経痛と脊柱間狭窄症 平成22年6月15日号
腰や足がつらくて病院に行くと、「坐骨神経痛」とか「脊柱間狭窄症」などと言われることがあります。
まず「坐骨神経痛」の坐骨神経とは腰椎4番5番・仙骨1番から出ている神経で、腰、お尻、太ももの後ろ、ひざなどを支配しています。そのラインに痛みやしびれがあれば、坐骨神経を圧迫している影響です。この神経圧迫の原因がヘル ニアか、あるいは過前弯かによって治療法が全く違うので的確な判断と治療が必要です。もし間違った治療をすれば悪化が進むだけです。
私のクリニックにも結果的に反対の治療をされて前より悪くなったと来られる患者さんが多数おられます。実績と実力を持つ治療院を選ぶことが大切です。
次に「脊柱間狭窄症」についてですが、病的なものと、椎骨のズレからくるものがあります。
前者は脊柱間内外に腫瘍ができ、それが神経を圧迫して起きる場合が多いようです。
後者の場合、椎骨のズレによって管が圧迫されて起きます。腰や足の症状以外にも圧迫された部位が胸椎1番であれば心臓、5番であれば胃、8番であれば肝臓といったように神経伝達が完全でないために起きる内臓疾患につながります。 原因が背中にある場合、それを取り除かない限り治りません。
吉見カイロプラクティック クリニック
吉見 猪之助院長
気功とカイロプラクティック療法で難病患者の施術も。毎水曜枚方駅前教室などで気功教室開催中。
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