肩こりの嘆き 平成20年4月15日号

 「肩がこる」と言う人が大勢いますが、そのほとんどが姿勢からきています。
 立位・座位・横臥位・歩行時のあなたの姿勢はいかがですか?正面からだけでなく、横からはどうでしょう。自分が楽だと思っている格好が、実は体に負担のかかる姿勢で、それが癖になって、肩こりに結び付いている場合が多くあります。
 また、その癖になった姿勢から、骨盤や背骨がゆがみ、当然、首の骨もゆがんできます。首の骨の幅は、大体22~28ミリくらいですが、細い人は13ミリという人もいました。要するに皆さんが思っているほど首の骨は太くないのです。こうした細い骨の中に神経繊維が電話線のようにぎっしり通っているのですから、これが1ミリでもずれたら大変なことなのです。
 首から肩や腕、指先の神経が出ているので、首の骨のずれから肩こり、痛み、シビレなどの症状が出ます。肩こりのために眠れない、頭痛がする、痛くて動かせないなど、さまざまな訴えがありますが、複数の原因が絡み合って表れているので、その一つ一つに対処していく必要があります。
 自分で動かせない場合は気功をすると苦痛なく動かせるので、来院される患者さんに大変喜んでもらっています。肩こりは、体の注意信号ですので、早めに完全な診察を受けてください。吉見Drは待っています。

吉見カイロプラクティック クリニック
吉見 猪之助院長
気功とカイロプラクティック療法で難病患者の施術も。毎水曜枚方駅前教室などで気功教室開催中。
東大阪市花園東町1の17の2 tel.072(961)4433
http://www.jin.ne.jp/yoshimi 

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