膝(ひざ)の痛み 平成19年11月15日号
私のクリニックに来られる患者さんの5分の1は膝痛です。もちろん膝関節痛単独の人もおられますが、おおかたは腰痛、足関節痛を併発しておられます。
大相撲の力士が痛めやすい関節の一つである膝にテーピングをしているのをよく見かけます。膝は大腿骨と下肢骨(脛骨と腓骨)の結合部分で、立ったり、座ったり、いすに腰掛けたり、一日に何百回と曲げたり伸ばしたりしています。ですから50歳を過ぎると、膝に水がたまったり膝関節が痛いという人が多くなります。また、その痛みの部分が前面か後面、外側、内側かによって膝関節のどこが痛んでいるのかが分かります。
ほとんどの場合、内側を痛める人が多く、外側側副靭帯に対し内側側副靭帯が弱いのが原因です。
膝は蝶番関節といわれるように屈曲、伸展が主な役目であり、体を支え、歩く、走る時に絶対必要です。
レントゲン写真を見ると角のように骨棘ができている人も多くいます。
膝に通っている神経は脊椎から発しているので、まずは正常にエネルギーが流れて自然治癒力が出ることで痛みが取れるように、カイロプラクティックで必要な部位を治療し、神経圧迫を除去します。また気功治療を加えるとカイロ治療だけよりも効果が一段と高くなります。
吉見カイロプラクティック クリニック
吉見 猪之助院長
気功とカイロプラクティック療法で難病患者の施術も。毎水曜枚方駅前教室などで気功教室開催中。
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