枚方公済病院シリーズ:血圧上昇と動悸

今回は動悸です。心臓の動きを胸で感じると動悸といいます。不整脈が原因のこともありますが、実はほとんどの場合、血圧上昇が原因です。
血圧値は心臓が収縮する力と同じで、血圧が180なら心臓も180の力で収縮して胸に強く響いて動悸がします。
血圧は普段低くても、ストレス(苛立ち、不安、体調不良、寒さなど)で突然上昇します。若い頃は血管が柔らかく、あまり高くなりませんが、中高年になると血管が固くなり、すぐ150を超えて、時に180以上になります。
ストレスから血圧上昇して突然予期せぬ動悸を自覚すると誰もが不安になります。血圧値180なんて出たら驚いてさらに血圧上昇して動悸が強くなります。こういった場合、ストレスが取れるとストンと120に戻って症状も軽快します。
動悸だけの症状であれば狭心症や心筋梗塞の心配はまずありません。慌てず、血圧を確認しましょう。気分が悪かったり、動機が治まってこなければ病院にご連絡ください。
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「受付時間」のご案内
・診察受付(月〜金)8時30分〜11時(小児科のみ土曜日も診察受付)
・救急はこの限りではありません。お電話にて問い合わせください。
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救急科部長 竹中 洋幸
京都大学医学部卒
京都大学大学院卒
勤務歴:京都大学医学部付属病院、市立島田市民病院、康生会武田病院
専門分野:循環器内科

枚方公済病院
枚方市藤阪東町1丁目2番1号
TEL 072-858-8233

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