シリーズ 人権を考えよう「ドナーカード」
交野市立第四中学校 1年 山本 楓子(やまもと ふうこ)
私は、ドナーや臓器移植について全く分かりませんでした。ドナーというのは、臓器移植によって、心臓がよくない人や、長生きできない人のために提供することが分かりました。
そして、カードに記入するということは、家族との充分な話し合いが必要だということが分かりました。
自分が脳死になったときのことを想像してみました。会話もできず、一緒に笑うことすらできないのです。
臓器を提供するから「ヒーロー」になるわけではなく、提供しないから「悪者」になるわけではないと思います。世の
中には、提供したくない人だってたくさんいると思います。だからと言って、その人を「悪者」にするのではなく、他にも、人の役に立てることは、たくさんあります。絶対提供しないといけない、きまりなんてありません。だから、まずは、人の役に立てることからはじめたらいいんじゃないかな、と思います。
そして、今、世の中には、心臓が悪い人や長生きできない人、他にもいろいろな人が苦しんでいて、臓器提供を待っているんだなと思いました。
私は、家族が脳死になって、臓器提供を言われたときのことを考えてると、やっぱり家族のことを一番に考えると思いました。だから、提供するということは、とても勇気のいることだと思いました。
今、私が健康に暮らせているということはとてもすばらしいことなんだなあと思いました。