「思いやりの心」

交野市立星田小学校 6年 青山 未幸

最近話題になっている大津市でのいじめ。この件で一番私が感じた事は、いじめが自殺まで人を追いこむという恐ろしさだ。言葉の暴力、身体への暴行が最悪の結果を招く。この大きな問題はなぜなくならないのか。簡単に解決できない問題が隠れているからなのか。
もし私がいじめられている立場ならどうするだろう。学校には行きたくないだろうし、色々と悩み苦しい毎日になると思う。一人で抱えられなくなったら、親や先生に相談したい。でもそれができなかったら、自分を追い込み、転校も考えてしまうかもしれない。良くないと分かっていても逃げるしかないのだろうか。
ある番組で、実際いじめを受けていたタレントが「誰でもいいから話を聞いてもらう事」と言っていた。電話相談などの利用は自分の顔を知られないので安心して話せるという事だった。また専門家なので自分の気持ちを分かってもらえ、きっと良い答えを見つけてくれるはずだとも。実際に経験した人の意見は説得力があると思った。
一人で抱え込まないよう、人に話す勇気を持つことが一番大切だと感じた。今後もし私がいじめられても人に話す勇気を忘れず、いじめられている人に気付いたら私から進んで声をかけようと思う。
一人一人が相手の気持ちを大事にし、思いやりの心を忘れずにいれば、きっといつかこの大きな問題はなくなり、明るい社会になると私は信じたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です