彦星&織姫で地域産業を元気に H24.5.1・15号
全国初のペアキャラクターが7月に誕生
彦根市の「ひこにゃん」、奈良県の「せんとくん」をきっかけに、全国で「ゆるキャラ」がブームです。
枚方市では、NPO法人・枚方文化観光協会のキャラクター「くらわんこ」の人気が急上昇していますが、7月からは新たな七夕・彦星キャラクターが誕生します。
枚方の辺りは平安時代に交野ヶ原と呼ばれ、京の都に近い狩場として栄えました。この地を流れる天の川を天上の
七夕になぞらえて、在原業平ら貴族たちが和歌に詠んだことから、日本での七夕伝説発祥の地と言われています。
七夕キャラクターは、織姫をまつる機物神社がある交野市が「おりひめちゃん」を既に産業振興キャラクターとしてブランド化しています。
1年半前に産業振興基本条例を制定し、地域産業の活性化に取り組む枚方市でも、具体策を検討するため設置したワーキンググループからの提案を受け、産業振興のシンボルとして交野市と連携して、全国初の2つの市にまたがるペアキャラクター作りに取り組んでいます。
彦星のデザインと愛称を3月から4月にかけて募集したところ、全国から200点を超える作品が寄せられました。
今後は選考の上、採用作品が決定され、7月7日の七夕の日にお披露目される予定です。
「グッズ制作や新商品開発、商店会キャンペーンや男女の出会いイベントのシンボルなど、七夕キャラクターを民間主体で幅広く活用してもらい、経済効果を生み出したい。交野市と連携し、七夕イベントを開催するなど、協力して地域産業を盛り上げていきたい」と同市では話しています。
枚方・交野を元気にする夢のペアキャラクターの誕生が楽しみです。