こどもの心理を知ろう:悪夢(1)
眠りは浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)に分けられます。深い眠りは体の疲労を取る役割を担い、浅い眠りは心の疲労を取る役割を担っているのです。また、夢は浅い眠りの時に見やすいのです。ですから毎日夢を見るということは、それだけ心が疲れている証拠なのです。コロナ感染の拡大、大雨での災害、受験等々、ストレス状態です。
少し難しい内容になりますが、我々の心身に異常が発生した場合、元の健康状態に戻そうという働きが生じます(ホメオスタシス)。例えば高熱が出た場合、汗を出し、また皮膚の血管を拡張して体温を下げようとします。
さて、睡眠の話に戻します。日々ストレス状態が続くと、前述の通り浅い眠りを以て、脳は一生懸命、心の疲れを取ろうと頑張ってくれているのです。
読者の皆様も体を動かしてクタクタになった日はぐっすり眠れるでしょう。しかし逆に悩み事、心配事がある場合には寝ているのか、起きているのか分からないという長い夜を過ごされた経験があるかと思います。
次号では本題であります悪夢に焦点を当ててご説明致します。
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元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリン
グ、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。
★「関西カウンセラーズ研究会」を主宰。勉強会を開いています。見学・体験お気軽に。お問合せは伊藤または相坂(左)まで
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こころの教育Q&A こどもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会
心理分析室 深田昭一(上級教育カウンセラー)
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。