驚き、発見いっぱい!ふれあい土木展 2019
日々の生活を支える土木技術を知ってもらおうと、11月15日・16日国土交通省近畿地方整備局近畿技術事務所で「ふれあい土木展」(同事務所主催)が催され、1日目は地域の小学生が授業で見学に、2日目は家族連れなど、多くの来場者でにぎわいました。
関西の大学、高等専門学校の研究のパネル展示に、主催事務所のほか、民間企業や団体による土木・防災に関する展示や体験コーナーが49ブースも。ヘリコプターやミニショベルなどの重機が展示され、子どもたちが乗って写真撮影を。人工衛星で身長を測る体験では、測量が困難な場所でもより正確に測定できる仕組みが分かったり、コンクリート板に乗って跳ねると、たわむことで割れにくくなる仕組み、「なぜ橋が揺れるか」を体感したり。
川の生き物紹介コーナーでは、土木工事の時に生き物にも配慮して工事を進めることを説明。液状化を解説するコーナーでは、模型を使い実際に地面から水があふれる様子を再現、土木技術による対策も説明。
「ハザードマップを確認し、危険な地区を把握しておいてほしい」と注意喚起も。
道路や上下水道などの設備を整備し、安全に保つことが人々の生活の営みを支え、また災害時の対策にも。特に造られて年数が経った各種インフラのメンテナンスは重要で、土木の最新技術が生かされています。親子での来場者は「子どもが楽しく、土木の技術に触れ、大切さを学ぶ良い機会」と。不思議、びっくり!子どもたちの興味が広がる楽しい2日間となりました。