星降る丘から健康便り:血圧との上手な付き合い方

皆さん、ご自身の血圧をご存じでしょうか。正常血圧は収縮期血圧(最高血圧)130mmHg未満、拡張期血圧(最低血圧)85mmHg未満です。高血圧と診断されるのは収縮期(最高)血圧が140mmHg以上、拡張期(最低)血圧が90mmHg以上です。高血圧は、成人の3人に1人と言われるほど、多い疾患の一つです。塩分の取りすぎ、肥満、加齢、ストレス、遺 伝、血圧に影響する病気などが原因で、血圧が高い状態が続くと、動脈硬化が進みます。高血圧には「サイレント・キラー」 (静かなる殺人者)という別名があるくらいで、放置していると、脳卒中、心臓病、腎臓病のような生活習慣病が起こりやすくなります。
日常生活の改善策として減塩はもちろんのこと、適正体重を知って減量する、飲酒を控える、禁煙、適度な運動、排便コントロールなどが挙げられます。また、就寝前の落ち着いた時間など、同じ条件で毎日血圧測定や体重測定をし、自分の健康状態を把握することや、血圧が高い場合は、かかりつけの医師に相談することも大切です。
血圧について地域の皆様に知っていただけるように、当院では毎月第4水曜日に「高血圧教室」を無料で開催しています。医師を始め、薬剤師・検査技師・理学療法士・管理栄養士・保健師が専門的なことを分かりやすくお話していますので、お気軽にいらしてください。

健康管理センター 保健師
菊池 麻紀さん

JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
TEL 072-840-2641

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です