【星降る丘から健康便り】入院支援室のご紹介

日本の高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者の人口比率)は、平成28年10月の時点で27・3%と、4人に1人が高齢者という時代を迎えています。枚方市も同様の傾向で、29年10月では27%を超え、今後も上昇が予測されます(枚方市ホームページ、ひらかた高齢者保健福祉計画21より)。高齢化が進むことで、医療・介護・生活支援サービスを必要とする方がどの地域でも増えていきます。国は「時々入院、ほぼ在宅」の方針を打ち出しました。それに伴い各市区町村は、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしく安心して生活できるよう、医療・介護・生活支援サービスが連携する体制を整えています。
当院は、急性期病院として、患者さんが安心して在宅(自宅)に帰ることができるように、地域と「つなぐ」役割があり、平成29年に、入院支援室を新設しました。入院支援室では、看護師が入院が決定した患者さんやご家族の方から、入院前に基本的な情報をお聞きし、その情報を医師や病棟看護師、薬剤師など病院のほかの職員に「つなげる」役割をします。
患者さんの情報とは、ほかの病院で治療されている病気やご自宅で飲まれている薬剤、退院後の生活状況などです。入院してからもお薬を飲むのか、退院する前に必要な手続きは何かなど、社会福祉士と協力し患者さんやご家族の質問にお答えします。入院する時に必要な物品や書類の説明も行います。
入院支援室には4人の看護師がいます。患者さんやご家族が安心して入院できるようにお手伝いさせて頂きます。よろしくお願いします。

皮膚・排泄ケア 認定看護師 :石濵 慶子さん
JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
tel 072-840-2641

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