子どもの心理:ワーキングメモリー
前号で「脳の俊敏力と咀嚼力」は「成育歴説と環境因説」によって異なると説明致しました。私の俊敏力は、主に成育歴が要因です。幼少の頃、私は俗にいう「悪ガキ」でした。友達を殴ったり、先生に反抗したりと自他共に認める問題児。その悪事が母にばれた時に「ごめんなさい」では許してもらえません。「なぜ、そのような悪事を起こしたのか?その時の私の気持ち、相手の気持ちは?今後、同じ悪事を繰り返さないための方策は?」と質問責めです。その質問に対し、論理的に答えることができれば、事の善悪に関係なく許してもらえ、その上、ほめられるのです。
つまり幼少時から質問という「刺激」に対して記憶の貯蔵庫・海馬に存在する知識や過去の経験値を瞬時に探し出し、「反応」するというトレーニングを日々重ねていたのです。これを脳科学で「ワーキングメモリー」と呼びます。
もし皆様の中で、また子どもさんに「ワーキングメモリー能力」を高めたいと思われている方は次号で、誰でも、どこでも簡単にできる究極の方法を伝授致します。もしもこんな勉強をしてみたいと思われましたら、ぜひ関西カウンセラーズ研究会の講義をご見学ください。
もしもこんな勉強をしてみたいと思われましたら、ぜひ、「関西カウンセラーズ研究会」の講義をご見学ください。
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元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。
こころの教育Q&A 子どもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会
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大阪青年会議所会員(文化都市推進委員)
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。