親子で学習 危険!家族に迫るネットトラブル
主催 枚方市教育委員会・社会教育課
少年・少女を狙った、痛ましい事件が後を絶ちません。ネットやスマホは使い方によっては子どもたちを危険にさらすことも。8月22日、メセナひらかた会館で、篠原嘉一さん(NIT情報技術推進ネットワーク(株))を講師にネットトラブルについての講演会が開かれました。
ツイッターやフェイスブックなどのSNS(social networking service)を使い、友人や時には見知らぬ人とも連帯感を持つことができる時代になりました。
しかし、アプリの種類や設定によってはスマホ利用者の現在位置がさらされていることも。子どもが自分の画像をネット上に公開し自分の位置を示し続け、不審者に狙われたり、保護者が子どもの行事写真などを公開したために学校名や居住地域が特定されるなどのトラブルが発生しています。
スマホユーザーの大半が利用するラインも、過去に些細な用で電話番号を交換した相手の電話帳に、自分の番号が残っていると、知られたくない情報までもが簡単に漏れている可能性があります。また、軽い気持ちで書き込んだこと(投稿)は、永遠に消えず、将来大きな落とし穴になることも。
危険回避法としては、ネットでの情報・画像の発信は慎重にすること。電話帳を整理、位置情報をオフにし、公開範囲を設定しておくことです。
スマホは使い方を誤らなければ便利で優れたコミュニケーションツールです。大切な家庭を、子どもを守るためにネットとスマホの仕組みを知り、見守っていくことが私たち親世代の役割なのです。