困った「尿もれ」 平成20年9月15日号
先日、患者の女性から、
「先生、恥ずかしい話、尿漏れでずっと悩んでいたのですが、先生に骨盤調整してもらってから治ったんです」と、話がありました。この女性は、首や肩、腰、膝の痛みで通院されていましたが、尿漏れのことは話されていませんでした。
「以前は知らない間に下着を濡らしているので、ガーゼパッドを当てていましたが、何回か治療を受けているうち、治っているのに気付きました」とのこと。
「吉見カイロに来る前は、腰を後ろから押すばかりだったけど、レントゲン検査で分析してもらい、後ろから押したら駄目だと分かり、前から治療してもらったら、腰の痛みも尿漏れもなくなり、良くなりました。こんなことがあるんですねえ」。
尿漏れ(尿失禁)には、腹圧性と切迫性とその混合があります。腹圧性は、くしゃみやせき、重い物を持ったり、運動など、おなかに力が入った時に起こるタイプです。切迫性は、突然尿意が生じ、トイレに間に合わないというタイプです。
これらは骨盤底筋の緩みや肥満、便秘、また膀胱や尿道の筋肉や神経の働きが弱くなり起こったりします。
腰椎から泌尿器系への神経が出ているので、治療により、それらが改善されたことが考えられます。
吉見カイロプラクティック クリニック
吉見 猪之助院長
気功とカイロプラクティック療法で難病患者の施術も。毎水曜枚方駅前教室などで気功教室開催中。
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