気功の効果 ~胃や腸などの内臓下垂症~ 平成20年2月15日号
胃や腸が下垂しているといった、いわゆる内臓下垂の場合、よく逆立ちをすると良いとか言われていますが、逆立ちは単に逆にしただけであって、内臓を支えている筋肉を強化することにはなりません。
こうした内臓下垂症を治すには、患部に収縮を起こさせるようにしてあげればよいので、胃とか腸を引っ張っている部分に「気」を当て、収縮力を強化します。
私たちの筋肉や靭帯は動かせば強くなります。例えば、大腿骨を骨折し1か月くらいギプスをはめていると、筋肉がやせて半分くらいの大きさになります。筋肉や靭帯は使わないと衰えるということです。
当院に来られる患者さんの下垂症の方には、外気を当てて治療します。上方へ収縮するような「気」を当てるのです。
患部に「気」を当てると下垂を起こしている部分が直接動き、徐々に運動が強くなっていき、これをしばらく行っていると下垂症は改善します。
外科的な対処の仕方は、内臓の管を切断して上に引っ張り上げるというようなことをしますが、気功ならばそういった手術などをせずに、本来ある位置に戻すことができる点が特徴です。多くの患者さんに喜んでもらっています。
吉見カイロプラクティック クリニック
吉見 猪之助院長
気功とカイロプラクティック療法で難病患者の施術も。毎水曜枚方駅前教室などで気功教室開催中。
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