腰椎すべり症から回復 平成19年1月1日号
患者さんの手記から。
◆腰椎すべり症から回復
○本美○子さん
(奈良県天理市58歳)
主婦にとって自分の思うように家事ができない事ほど、つらい事はありません。いくらハイテクの家電製品が普及したからといっても、家族の健康を考えれば、手抜きのできない仕事もたくさんあるのです。1年前、キュウリを半分くらい切っただけでも腰が引っ張られるように痛くて、すぐ横になってしまい、痛みが取れたら続けるという毎日でした。
それはちょうど4年前の事でした。長く歩くと腰が引きつるように痛くなり、横になると治るという症状が出始めたのです。当時、大病院の整形外科で薬をもらい、2日も飲めばすっと治ってしまったものです。
しかし、それを2~3回繰り返しているうちに痛みはさらにひどくなっていき、再び診療を受けてレントゲンを撮ってもらったところ、腰椎がずれている事が判明しました。さらに5か月後にはもっとずれている事が分かりました。
「2か月後にまた来るように」と言われたのですが、「もっとずれているようなら手術しなくてはいけない」とも言われました。自分としては何とか手術をせずに治す方法はないものかと考え、接骨院にも行ってみました。そこでは「骨がずれて痛む事はない。年齢とともに筋肉の疲労が回復しないから」と聞き、対策として適度な運動と電気治療を勧められたのです。確かに電気治療をするとふわっとして気持ちが良くなり、治っていくような気がしましたが、足の痛みは以前と同じままで変わりませんでした。(続)
吉見カイロプラクティック クリニック
吉見 猪之助院長
気功とカイロプラクティック療法で難病患者の施術も。毎水曜枚方駅前教室などで気功教室開催中。
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