大型望遠鏡で見よう!春の夜空にきらめく星々
枚方市野外活動センター主催
枚方市内に大きな天体望遠鏡があるのをご存じですか?5月17日、枚方市野外活動センター内ステラホールで天体観望施設開放イベント「大型望遠鏡で見よう!おとめ座に輝く火星」が開催され、97人が参加。春の星々を観察しました。
同ホールには、大阪府内では最大級の600mm反射望遠鏡があり、同活動センター宿泊の際に観察可能。日帰りの人にも観察の機会をと、月に一度このような行事が行われています。
この日は天候にも恵まれ、満天の夜空には春の星座・おとめ座のスピカと4月に最接近した火星が輝きます。今回は木星・火星・レグルス(しし座)・土星の4つの星を望遠鏡で観察。円形のホールで、天文ボランティア浦谷嘉久先生の説明を受けつつ、順に望遠鏡をのぞくと「よく見える!」「きれい!」と思わず感嘆の声が。太陽光の反射と土壌の鉄さびの色で赤く輝く火星と、青白く光るレグルスが競演。木星の縞模様に、土星の輪も見えました!
「丁寧な説明と珍しい体験に、子どもも大喜びで、興味がわくきっかけになりました」との声も。大型望遠鏡で見る星々の美しさに、大人も子どもたちも息を飲み、はるか遠くの宇宙に思いをはせました。
6月14日にも「火星と土星をみよう」(20時〜・30分おき4回入替制・有料)が予定されています。宇宙の神秘を身近に感じてみませんか?お気軽に問い合わせください。
枚方市野外活動センター TEL 072-858-0300