シリーズ人権を考えよう:ヘアドネーション

交野市立岩船小学校6年 横山 絢音さん

 私は、髪を寄付する「ヘアドネーション」をこの本を読むまで知りませんでした。
世の中には、「円形脱毛症」や「白血病」で髪の毛がなくなり思い悩んでいる人たちがたくさんいます。そんな人たちのためにヘアドネーションをして「ウィッグ」を作り提供する人がいます。しかし、一つのウィッグを作るのに約三十人から五十人のヘアドネーションが必要だそうです。私は、「五人から十人かな」と思っていたので予想よりはるかに多い人達の協力が必要だと知ってびっくりしました。理由は、「短い毛」も含まれているからだそうです。もし、私がヘアドネーションをする時は、髪を長く伸ばしてからにしようと思います。
私がこの本の中で一番心に残っていることは、「ウィッグを付けている人の気持ち」についてです。その人たちにとっていやなことは、「かわいそう」や「じろじろ見られること」だそうです。私は、今まで「かわいそう」と思ってしまっていたので、これからは思わないように心がけます。
最後に私がなぜこの本を選んだか説明していきます。以前から私は、「何か人の役に立ちたい」と考えていました。そんな
中、見つけたのがこの本でした。私には、悲しい思いをしたり、落ち込んだりした時に、自分自身の支えになってくれる友達や両親がいます。だから、その分、私も「困っている人を助けないと」と思います。なので私は、これから、ヘアドネーションだけでなく道に迷っている人への道案内、友達がなやんでいたら話を聞いてあげたりして、たくさんの人の力になろうと思います。※この作文は小学5年時に書いたものです。